漢方は、中国（漢）で昔から伝わる医学療法を日本の医学に合わせて作り替えた方法です。
漢方薬はこれを基盤に植物や動物、鉱物といった天然物から抽出した生薬を2種類以上混合させたものをいいます。
１つの症状だけにとらわれず、身体全体に生じる不調や諸症状から病気を判断し、また、定期的に起こる症状を治療することはもちろん、もともと人間の体に備わっている自然治癒力を促進させる力を持っています。
日本では漢方薬が医薬品として認められており、治療に使用されています。
尚、民間薬は一種類の薬草から作られ、漢方と違いその使用方法には基準がないことが漢方薬との違いです。